平成22年第1回柏原市議会定例会

平成22年度第1回定例会議案は可決承認

平成22年度当初予算 一般会計は216億4386万円で前年度3.8パーセント増。
特別会計や企業会計を含めた総額は0.63パーセント減の464億6952万円。
市税収入が89億1390万円で前年比6億9610万円、7.2パーセントの減。

≪主な施策≫
◆快適な都市基盤のまちづくり
(太平寺ミュージアム構想・大和川親水公園・河川改修事業など)
◆豊かな教育・文化・人権のまちづくり
(小学校・中学校耐震化事業・幼小中一貫教育推進事業・SAS事業・まなびや事業など)
◆21世紀を支えあう人にやさしい福祉のまちづくり
(子育て支援拠点施設整備事業・独居老人見守り強化地域安心事業・自殺対策事業)
◆安全安心な生活環境の町づくり
(環境マネジメントシステム推進事業)
◆活力ある産業の町づくり
(地域就労支援事業)
◆市民参加と協働のまちづくり・地方自治の確立
(電子入札システム整備事業・納付コールセンター事業・クレジット納付の実施)

★柏原病院について
≪市立柏原病院改革プラン≫を着実に実行することにより病院事業運営の健全化を図る。
本年度は病院事業の経営形態を見直し、地方公営企業法の全部適用企業として柔軟で機動的な運営を行う。

チラシに柏原病院は倒産、市も共倒れ?の見出しがありました。
提言のない批判は単なる非難です。議員としては、提言をしていくべきです。
柏原病院について一番危機感を抱いているのは岡本市長です。
前市政から負の遺産を引き継ぎ、改革に向けて命懸けで取り組んでおられます。
病院改革プランを基に職員・看護士の皆さんが、必死に働いていただいています。
平成21年度は、ほぼ目標達成しました。
平成22年の実績が、柏原病院の将来を決めます。
今回、全部適用企業としてより柔軟に機動的に運用し目標に向かって取り組んでいくものと確信いたします。
柏原病院を市民の力で守っていくべきであり、
岡本市長を筆頭に、議会も力を合わせ、オール柏原で取り組んでいくべきです。


研修報告

4月8日9日(滋賀県大津市)市町村議会議員セミナー

@ 地方財政の現状と方向性
A 地方自治体を取り巻く現状と方向性
B 地方議会改革の現状と課題 地方分権と地域主権

民主党政権は地方分権をどう考えているのか、またその方向性は。
地方分権に向かって議会の在り方を考える。議会が変わることにより住民の暮らしにどうつながるのか。報酬・定数については、議会の在り方と併せて考えるべきであり、もう一度ゼロベースで検討すべきである。
議会力とは市民とどう向き合っているかである。
課題として、

@ 政策サイクル・報告会・議員同士の自由討議
A 議会基本条例の研究
B 自己評価・第3者評価(アンケート)
C 住民と討議する議会
D 執行機関との対峙
E 討議する議会
F 報酬・定数について

4月27日(柏原市)議会セミナー
@ 柏原市の人口推移
A 議会基本条例
B 議員定数と報酬
C 議会報告会・議長選出
D 政策提言・議会の権能の活用

★議会基本条例について
地方議会で議会基本条例に取り組んでいる議会が増えています。
柏原市議会においても関心を持っている議員が少なくありません。
私は、基本条例よりむしろ市民は今、何を求めているかを考えなくてはならないと思います。
議会報告会・アンケート・政策提言など現行法でも十分に運用できるのではないか。
市民が議員に何を求めているかを考え、活動していきます。
報酬・定数問題について議会では削減派は少数です。
議会の在り方も含めもう一度ゼロベースで検討し、再度提案いたします。