行政視察報告

自由民主党政新会(中野広也、乾 一、竹田清一、山下亜緯子、田中秀昭)

1月27日(水)視察先 埼玉県富士見市(人口105,989人)

午後2時から政策財務課より説明を受ける

事業仕分けについて

1.目的及び経過

市民および外部の識者を交えて公開の場で議論し、
市民との情報共有・透明性の確保および行財政改革を推進する。
市長マニフェストに基づき昨年5月より開始し、
無作為抽出の市民判定人58人で7月18日19日に事業仕分けを行う。

2.対象事業

各部局より259事業の中から40事業を選定(廃止ありきではない)

3.市民判定人の選定および研修

1000人を無作為抽出し、市民判定人募集分を送付。最終的に58人の市民判定人を選出。
事前に職員研修・プレゼン研修および市民説明会を実施する。

4.実施状況(7月18日19日)2班にて実施

事業仕分け人5名(外部・構想日本)コーディネーター1名(外部)市民判定人20から24名
事業仕分け人が各事業について意見を述べ、市民判定人が判定する。
結果40事業中、市民判定人が、11事業、不要の判定、23事業が改善の判定。

5.最終的な方向性

結果を踏まえ、公共サービス検討委員会での検討を経て、
市としての最終的な方向性を決定する予定である。
事業仕分けを実施することにより事業の見直しを行い予算に反映することができる。
また、市民に市政への関心を持っていただくことができた。
課題として、透明性・公平性を確保しながら、どのような基準でだれが対象事業を選定するかという点。

富士見市の場合は、事業仕分け人が意見を述べ、最終的な判断を市民判定人が行う方法を採用された。
柏原市にこの方法はなじまないのではと思う。
また、11事業不要判定であったが、次年度廃止予定は4事業になる見込みとのことである。