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平成21年第4回柏原市議会定例会(平成21年12月11日)
個人質問(初質問)報告
1. 小学校・中学校におけるいじめ・不登校について
(答弁要旨)
いじめの件数は、年々減少傾向にあるが、メールやインターネットによる誹謗、中傷など
表面化しにくい事例が増えている。
個別面談や家庭訪問で早期発見早期対応に努めている。
不登校は、平成20年度で小学校13人中学校35人で横ばいである。
教育研究所と小学校5校に臨床心理士の資格を持つスクールカウンセラー3名を配置している。
中学校には、スクールカウンセラーを全校に配置しており、専門的な知識と経験を生かしたアドバイスを行っている。
(要望等)
小学校・中学校における、いじめ・不登校の実態については報告件数以上の実態があると考える。
現在柏原市では、小中一貫・連携教育を推進している。
この事業を推進して行くことは、いじめ・不登校問題にも成果を上げられると考える。
この問題は、保護者・教師・地域・行政が一体となり取り組むべきである。
カウンセリングの件数は増加傾向にあり、財政状況の厳しさは十分理解しているが、
カウンセラーのより一層の充実を要望する。
2. 中学校卒業後の悩みの相談窓口について
(答弁要旨)
家庭事情や経済的理由により進学をあきらめることなく、また進学後も中退することなく、
子どもたちがそれぞれの夢や希望を実現することを支援するために、進路支援相談窓口を開設している。
また、地域支援就労センターでは、引きこもりの方など就労が困難な相談者を元気にし、
就労決定まで支援している。柏原市の就労率は高く府内で高く評価されている。
(要望等)
就労支援センターで引きこもり支援事業として積極的に取り組んでいただいている。
コーディネーターの先生の話を聞く機会があり、人口7万5千の柏原市で
約360人の引きこもりの方がおられると予想され、自立を促し、保護家庭になることを予防し、
財政過剰負担を和らげるため、元気な柏原市を目指して、親身になって相談に応じていると、熱く語られていた。
近隣において、この事業を展開しているところはなく、より一層市民の皆様に周知して頂きたい。
3. 旧国道170号歩道の整備状況(大阪府事業)について
(答弁要旨)
堅下小学校南西交差点から平野交差点までの延長約430mの区間について
車道部が7mその両側に2.5mの歩道を設置し整備する計画である。
今年度2月末までに、平野交差点から約90mの区間で東側に歩道を設置する予定である。
4. 一級河川恩智川改修整備状況(大阪府事業)について
(答弁要旨)
夏場には、悪臭やユスリカの大量発生などの問題が生じており、
河床の一部を切り下げ、流水幅を狭くし、水の流れを良くする工事を行う。
今年度、施工延長約240mについて工事に着手する予定である。
5. 大阪府からの権限移譲について
(答弁)
大阪版地方分権として本市に示されている、権限委譲候補事務は、83事務であり、
その内容は、福祉、産業振興分野など6分野にわたり、ほとんどが許認可事務である。
府において検討されている、予算的、人的支援について協議を重ね、
市民の利益につながるものについては積極的に対処し、
また、広域で取り組むべき事務については慎重に検討していく。
6. JR柏原駅東口地区再生計画策定調査業務委託料について
対象地域は、柏原駅の東側区域で、JR大和路線と近鉄大阪線、大県本郷線と太平寺本郷線を囲む区域の約20ha、
この地域の道路交通量や、土地利用の現況調査を行うものである。 |
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